海外旅行の楽しみのひとつでもあり、長時間身動きもできないので難関のひとつでもあるのが、フライトだと思います。皆さんはどうですか?いろいろと乗って見て、またいろんな人の意見を聞いて思う、僕なりのベストキャリアを選んでみました!基準。日本人が旅行するのにあたって、旅行しやすいキャリアになっているか?シート、サービス、食事、機内エンタティメントなどを総合して考えてみました。日本航空…ベストエコノミークラスキャリア。
最近はANAにおされ気味ですが、いろいろと乗ってみるとその素晴らしさを思います。特に航空業界が唖然とした、
「新・間隔エコノミー」JALSKYWIDERは、エコノミークラスの革命です。前の座席とのピッチが長いので足の置き場が広く、疲れがまったく違います。特に6時間以上のフライトでは圧倒的な差になるでしょう。多くの長距離線で導入されていますが全てではありません。例えばツアーで申込むときにはJAL=新間隔エコノミーと早とちりしないで、一度、JALのホームページで、自分の利用しそうな路線が新間隔エコノミーなのか、確かめてみましょう。
もちろん日本のキャリアですかrあ、機内食、機内エンタが充実しています。そして、佐藤が心地よいフライトのために注目しているのは、
団体旅行でも利用できる、旅行当日空港でも利用できる、プレミアムエコノミークラスへの有償アップグレードです。 プレミアムエコノミークラスは、25年前のビジネスクラスのレベルです。前との間隔が広いだけでなく、専用の肘掛け、リクライニングが深く、フットレスト、高級ワインやデザートなど、全くエコノミークラスとは違います。それが、成田や羽田などで、当日空きがある時は格安で利用できるのです。空いていたら絶対に買うべきです。
先着順なので、早めに空港に行く必要がありますが、その価値があります。ただ、ビジネスクラスのシートに関しては、長距離路線に関してはANAのスタッガードの方が居住性がいいと思います。
マイレージについてひとこと。
ANAがシーズンによってマイル数を決めているのに対して、JALは曜日割引あり、つまりANAの繁忙期は、JALの曜日割引を狙うと少ないメールで旅行できるというわけです。もうひとつ。ビジネスクラスやプレエコでJALを利用される方は、成田や羽田などは早めに行きましょう。
ラウンジが素晴らしい。特にミールやドリンクは
ANAのラウンジを圧倒しています。★★★★★
ANA…ベストビジネスクラスキャリア。
機内食がエコノミー、ビジネスともにJALに勝っています。おいしくヘルシー、ワインのセレクションもいい。日本からの路線もJALと比べると圧倒的に多く、30年前の国際線ならJALの時代を知ってる自分としては時代が変わったなあと思います。最近はラウンジのサービスがどんどん落ちて来ていて残念ですが、機内サービスは一歩JALをリードしています。もちろん、それ以外の海外のキャリアでは叶うところはほとんどありません。
毎年ANAのビジネスクラスを使って海外旅行を楽しんでいますが、短いアジア路線はもちろん、長距離、例えばヨーロッパ、アメリカ東海岸、いや、メキシコシティの本当に長いフライトも非常に楽しく心地よい時間になりました。メキシコ旅行はアエロメヒコの独占路線だったところをANAが就航したから旅行したようなものです。
ANAを利用すると決めたらスーパーフライヤーズクラブに入るべきでしょう。ツアーでは使えませんが、
個人で格安エコノミークラスのチケットを購入し旅する場合、24時間前からプレエコが空いていると、無料でアップグレードの対象となります。
これが先着順のため、ANAの24時間前のウエッブ上でのチェックインは、
ちけっとぴあ状態になっています。
HISと阪急交通社と相性がいいのか、ビジネスクラスを使ったツアーが格安で販売されることがあり、そこを狙うと安くANAのビジネスクラスを楽しめます。★★★★★
キャセイパシフィック航空…ベストコスパ・ビジネスクラスキャリア 外国のキャリアにも関わらず
きめ細かいサービスに定評があります。また、そのビジネスクラスの料理と飲み物の美味しさも、旅の楽しみに加えられます。シートも素晴らしく、機内も清潔。エンタティメントも日本路線を始めとして飽きさせない工夫があります。そのウエッブサイトでは、期間限定の格安販売をします。ワンワールドなので、JALのマイレージも貯まります。
香港のラウンジは、大きな空港の中に幾つもありますが、
ベストラウンジミールと言って良いほど、中華料理を中心に各種料理、スイーツも驚くほど充実していて、
乗り継ぎ便でも楽しくてたまりません。
JAL、ANAに次いで日本人にとって嬉しいキャリアのひとつでしょう。よくヨーロッパまでのビジネスクラスが28万円くらいで販売されていますが、時おり25万円くらいになる。その内容も考えると、コスパのいいビジネスクラスと言えます。もうひとつ、ここのプレエコもなかなかいいです。★★★★
エティハド航空…中東系のキャリアは、使う食材、提供するドリンクに制限がある分、例えばワインなどは他社を圧倒する楽しさがあります。ビジネスクラスで利用したことがあるのですが、早めの座席のリザーブが必要になります。それは、
ビジネスクラスの半分が後ろ向きだったからです。通常は全ての座席は進行方向を向いていますが、エティハド航空の場合はその半分は背中が進行方向を向いていて、もちろん通常の進行方向の座席から埋まっていくからです。
不思議体験を経験するのも悪くないかもしれませんが。まあ長距離は1回しか乗ってないのでフライトによって違うのでしょうが、ぜひ注意して下さい。さて、トランジットですが、アブダビの空港は思っていたほどの驚きはなく、通常のヨーロッパの空港のようでした。ラウンジは悪くありませんが、ドーハなどと比べると普通だなあと思ってしまいます。★★★
カタール航空…ベストゴージャスラウンジ&アメニティキャリア
2018年始め、近隣諸国との断交などがニュースになり、そのルーティングに制限が大きく出たなどと報道されましたが、2018年7月現在では、ほとんどその影響はありませんでした。世界各地150都市以上にフライトを飛ばしているため、マイナーな空港にも便があります。トランジットになるドーハの空港はまるで不思議な世界に入ったかのような驚きがあり、1時間くらいならあっという間に過ぎてしまうでしょう。ただし、ビジネスクラス以上を利用される方は、買物などしないで、エスカレーターですぐにラウンジに入って下さい。2層になってるビジネスラウンジはその大きさ、豪華さは他の空港を圧倒しています。大きな人口の池には小さな噴水。上層階へ行く時には巨大なシャンデリア。上層階には、どでかいバーがあり、シャンパン、ワイン、他のアルコール、もちろん普通のドリンクまで楽しめます。ブッフェはアラビア料理だけですので、機内ではそれ以外を選択して、ここでアラビア料理を漫喫しましょう。
下の階はスイーツとドリンクです。まあ、日本人なのでもう少し口に合うものを欲しいなあと思いますが、その豪華さを考えると、ベストゴージャスラウンジ賞を差し上げなくてはなりません。
さて、肝心の機内ですが、シートはワンワールドでも採用されているもの、また、日本人はあまりお目にかかる機会はないようですが、さらに個人のプライバシーを守る仕切りのあるものなど好評です。僕はスタッガードで窓際が一番良いと思うのですが、窓際一列も悪くはありません。ただし、仕切り感は減ります。また2018年7月現在の成田線は古いものなのか、残念なシートでした。
カタール航空のサービスで嬉しいところは、ビジネスクラスのアメニティです。アルマーニのものが入ったものをもらえたり、通常は貸してくれるだけの機内用着替えが持ち帰りOKなのです。ロンドンのメーカーのもので、上下のジャージが無料です。お土産にするのもいいし、機内ですぐにトイレで着替えるのもいいでしょう。リラックスできます。私は2018年ヨーロッパまでビジネスクラスで23万円で利用しました。 ★★★
どうだったでしょうか?いいね!が20くらいもらえたら、次回はヨーロッパのキャリア、エアフランス、英国航空、ルフトハンザ、スカンジナビアを取り上げたいと思います。タイ、シンガポール、ベトナム、アシアナ、中国系などアジア系の路線、エアアジアなどLCCも取り上げたいですね。ちなみにスカイトラック社の評価は信用しないほうがいいです。びっくりするほど酷いキャリアに高評価を与えたり(海南航空)、良いところが無星だったりなんです。
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